web拍手ネタ〜槍弓編〜4


11 (絵:ペキ 文:椎名)
お題:色気……だった筈のイラスト&駄文






「で、今回は何だ?テーマが『色気』って事らしいが。」
「堕ちた物だな……」
「そうか? このサイトに一番欠落している物にようやく気付いたって事はいい事だと思うけどな?」
「しかしな……お前はともかく私は色気な……ど……」
「……ん?」
「な……なんでもないっ!」
「あーちゃー俺馬鹿だからどういう意味かちゃんと説明してくれないと分かんねー♪」
「ぐ……だからお前は色気があるから良いが……って何言わせる!!」
「(笑い堪えつつ)よーしよーし。ならここいらで一つお兄ぃさんがオトナの色気って奴を教えてやろーか?」
「む、ま、まぁ……テーマがテーマだしな……」
「じゃあ取りあえず。



脱げ。」
「な!?なぜそうなっ……ちょっと待てランサ……ぁっ!?」
「ほーら色気たっぷりだぜー♪」



色気か!?これ色気か!?
という突っ込み待ってマス(笑)
相変わらず色気という物に乏しいサイトだ…







12 (絵:ペキ 文:椎名)
お題:甘々……のつもりのイラスト&駄文






ふと。
刺さる様な視線を感じた。
見られているという微かな不快感にそちらへ意識を向ければ、じっとりとした目で此方を見ているランサーと目が合った。
「な、なんだ、何か?」
頬杖をついて物言いたげなその態度に、思わずたじろいだ。
「んー? いやぁ、そういや俺お前にちゃんと好きとか言ってもらった事ねぇなぁって」
「な!?」
余りに突飛なランサーの言葉に、アーチャーは思わず目を見開いた。
「い、いきなり何を言い出すんだお前は!」
怒鳴るように抗議するアーチャーに、ランサーは思わず口の端を吊り上げた。
「ほら、いつも俺ばっかり一方通行だと割りに合わないと思うんだけどー?」
にやにやと目を細めるランサーに、アーチャーは赤い悪魔の陰を見た。
「なーどうなんだー? たまにはちゃんと気持ちを伝えてくれても良いと思うんだけどなー?」
アーチャーは暫し息を詰まらせて考え込んで、一つ溜息をつくと諦めたように切り出した。
「……言わないとだめなのか?」
「そりゃぁ、ちゃんと言ってくれないと分らねぇし?」
アーチャーは何となく、ランサーにぴょこんと飛び出た耳とか尻尾を幻視した。
知らず、アーチャーの口元が揺るむ。
「分った。そこまで言うのなら……」
苦笑交じりに言うと、アーチャーは目を閉じて小さく溜息を付き――

「身体は剣で出来ている」

いきなり呪文詠唱はじめやがりました。

「ちょっとまてぇ!」
慌ててランサーが止めに入ると、アーチャーは怪訝そうに小首をかしげた。
「何か?」
「何か? じゃねぇ! 何がどうしてイキナリ固有結界!?」
アーチャーは当然と言わんばかりにジト目でランサーを見下ろした。
「ふん。結界内でもなければ言えるか。それがイヤなら諦めろ」
「愛が足りねぇ!?」





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